幸せな人生を送るために必要な考え方は、「やりたいことをやる」「やりたくないことはやらない」というシンプルな思考です。そのような「自分が幸せになるための方法」を「生き方」と言います。つまり、子どもが幸せになるために必要なのは、「生き方」を見つけるヒントである、子どもの「やりたい」という気持ちを尊重すること、そして「生き方」を探求する好奇心と、それに基づく学びです。
学校に行くことは「生き方」ではなく、「生き方」を知る手段の1つに過ぎませんが、現代はその順番が逆転してしまっています。そのために「生き方が分からない」ままに、我慢して学校に行き、幸せから遠ざかり、こころを病む子どもがいます。私たちは学校に行くのが当たり前すぎて、「生き方」と学校に行くことを同列に考えてしまっています。まずは、自分がどう生きていきたいのかを先に考え、その上で、学校を考え直してみましょう。
2.子どもたちへ
生きていく中で、たくさんの「なんでだろう」があると思います。特に純粋に感じた疑問は大切にして、しつこく考え続けてみてください。そして心から湧き出る「やりたい」「やりたくない」という気持ちを何よりも大切にしてください。そうすれば、あなたが幸せになる方法、つまり「生き方」が見つかります。「生き方」をより良くするために、学校を活用してほしいと思います。
また、もし「学校には行かない」ということになった時も慌てないでください。それは他の人達とは違うかもしれません。でも、重大でもなければ、劣ったことでもありません。食べたいものを選んだり、好きな服を着るのとおなじ、ただの「選択の違い」に過ぎません。あなたの「生き方」を真っすぐに考え、率直になってみてください。学校に行かなくても、自分の「生き方」に率直になって、立派な大人になっていった人はたくさんいるのですから。
3.家族で話してみよう
まずは家族一人一人がシンプルに「やりたいこと」「やりたくないこと」、自分自身が幸せになり、幸せが循環していく「方法」、つまり「生き方」を紙に書いてみましょう。そしてそれを家族で共有してみましょう。
そして、どうすればその「生き方」は今よりもっと良くなるかアイデアを出してみましょう?もし、その時には他の人の助けや学びが必要になるなら、まず家族で助け合えないか、考えてみましょう。それが家族の「生き方」になるはずです。
そして「学校」は生き方にどう使えるかを考えてみましょう。子どもが「自分が最高だ」と思える「生き方」を追求できれば、子どもが幸せになれる、ということを家族で共有し、「学校」をそのために活用する方法を考えてみましょう。